おいしい山形の食と文化を考える会(以下、考える会)は、「日本の食の多様化の中で、安心と安全、調和のとれた食のあり方を研鑽し、山形の食と文化を継承伝達する」という目的で平成16年に有志によって設立された任意団体です。

平成17年度に「食育基本法」が制定され、国民一人一人が「食」について改めて意識を高め、心身の健康を増進する健全な食生活を実践し、食育を推進することが期待されています。

基本的施策では、生産者と消費者との交流の促進、食文化の継承のための活動への支援等により、食育の推進に関する取組みを総合的かつ計画的に推進することとしていますが、一方では、食生活をめぐる環境の変化に伴い、伝統的な「和の心」が育まれる食文化や地域の伝統食材等の継承が困難となっています。

考える会はこのような状況の中で<生産者~流通~事業者~行政・その他>の連携を構築しながら主要3事業として「食の甲子園R」「旬の食材産地めぐり」「食の案内人」を実施してきました。

平成17年10月に第1回「食の甲子園 Rやまがた大会」を実施し、第3回からは「食の甲子園 Rやまがた大会・プレ南東北大会」を、第6回・7回・8回は「食の甲子園Rinやまがた全国大会」を開催し、第9回目は原点に立ち返って「やまがた食の甲子園R2013」を実施しています。

「食の甲子園R」事業のフォローとしては各地域の高校を訪問したり「和」の食事作法を教えるなどの相互のコミュニケーションをはかってきました。

また、山形県の各総合支庁とも連携し、「旬の食材産地めぐりツアー」を共同企画として実施し、県内の新たな食材の可能性を見出すとともに生産者と実儒者を繋ぐ役割も担っています。

更に、県内の料理飲食店舗に「食の案内人」と「食の番所」を設け、山形を訪れた観光客の方から要望や好みに応じた料理の提供先を案内できる仕組み作りに関わり県内の郷土料理などが食べられるお店を紹介する「食の案内人」パンフレットの監修にあたりました。

 

また、各種団体・行政機関などからの業務委託も受けています。

役員リストはこちらからご覧いただけます。
1300926役員名簿.pdf
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